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サードプレイスの生い立ちと願い

サードプレイスは、一般的に『コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。』(引用:Wikipedia_サード・プレイス)と言われています。


サードプレイスを運営しているのは30台後半で女性・既婚者のアイです。私は心地よい場所を既婚者の皆さんに提供したく「サードプレイス」を作りました。



結婚後は友達と関係性を維持することが難しい

職場やママ友など、周りには人が多いですが、深い会話をできにくくなってしまいました。「こんなことをママ友に言ったら、子供との関係性に影響があるかもしれない」とか「こんなプライベート話を同僚にするのは抵抗があるし、じゃあ友達に相談できるかというと友達だとちょっと近すぎるしな...」など考え始めると言いたいことも言えなくなります。


そんなことを考えていたら昔からの友達との交流さえもがすくなくなってきます。ましてや、新しい友達との出会いなんて全くありません。


母親であること

母親として育児は頑張っているつもりです。でもいつからか本当の自分を見失ってきました。昔は私の名前で読んでいてくれた夫も今では私を呼ぶときは「ママ!」、そしてママ友は「〇〇ちゃんののママ」と私を呼びます。私はいつも代名詞で呼ばれるようになり、そんな生活をしていると自分の存在って「何なんだろう」と考え始めてきてしまいました。


妻であること

別に家庭に問題はありませんし、夫にも満足ではないですが、不満もありません。どちらかというと感謝をしています。ただ、昔のようなトキメキがなくななったために、夫を見つめる目に輝きがなくなっている自分には気づいています。「毎日当たり前のように家事をする。そして誰にも褒められない家事。お給料もないので自分磨きさえも夫の許しが必要」になるます。そうして、ふと気づいてしまったのです。


「何なんだろう、私の心は乾燥したスポンジみたい。」




サードプレイス

こんなふうに思うようになった私は、独身の頃のように無邪気に弾けることはできないけど...(いや、それを求めていない。)思いっきり笑いたい!少しだけ解放されたい!少しだけ、時間を自分のために使いたい!と思うようになりました。


そして、勇気をもって周りに打ち明けたら、同じ考えをもっている既婚者は私以外にもたくさんいることを知りました。だから同じ境遇で分かり合える既婚者同士で話そうよ!飲もうよ!と思いサードプレイスを誕生させました。



サードプレイスが目指す存在価値


サードプレイスは自分にとって居心地がよく、非日常的な場所。


サードプレイスは、日常をうまくやっていくために存在します。


だから、非日常が終わればまた2つの仮面(家にいる時の自分と職場などにいる自分)をつけ生活に戻ります。しかし、サードプレイスで”自分らしさ”を取り戻した後は、きっと2つの仮面をつけている時でも笑顔が増えていることでしょう。


がんばっている女性に少しだけ、がんばらなくてもいい場所。

それがサードプレイスです。


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